特長
1. 少量ですみ運搬が簡単
ベントナイトの約100分の1の使用量で同じ粘性効果があります。
このため運搬の手間が気になりません。
特に山岳地のようなトラックの入れない輸送に困難な現場では大変重宝されます。
2. 作泥作業が楽
ホレールはわずかな使用量で掘削に最適な泥水が作れます。
従来のベントナイト泥水と比べ作泥作業が大変楽です。
①粘土層
坑壁の安定した地層では、ホレール単独で堀屑の運搬に優れた効果を発揮します。
②砂層・礫層
砂礫層では、よく溶いたベントナイト泥水にホレールを加えます。
薄くて丈夫な壁ができるので、坑壁の保護と崩壊を防ぎます。
3. 溶かしやすく無駄がない
ホレールは液体のため、棒やヘラなど身近な道具で軽く混ぜるだけで使用できます。
4. よく掘れる
ホレール泥水は流速の速いロッド内は粘性が小さくサラサラで、ポンプに負担がかかりません。
又、流速の遅い坑井内では粘性が大きくなり、堀屑がよく上がり掘進効率が向上します。
使用現場
地質調査ボーリング
水井戸
地盤改良
温泉ボーリング
土壌汚染浄化
場所打ち杭
アンカー工事
原発アース工事
梱包形態
正味重量 | 6kg |
---|---|
荷姿 | ポリ缶 |
使用方法
地層 | 水 | ベントナイト | ホレール |
---|---|---|---|
粘土層 | 1000L | ー | 1L |
砂層・礫層 | 1000L | 30kg | 0.5L |
適用現場
製品名 | 粘土層 | 砂層 | 礫層 |
---|---|---|---|
ホレール | 〇 | ※ | ※ |
ホレール2.0 | 〇 | 〇 | ※ |
〇単独で掘削可能、※ベントナイトとの併用が必要
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よくあるご質問
- ホレールとホレ-ル2.0の違いは何か?
- ホレールは粘土層を掘削できます。一方、ホレ-ル2.0は粘土層・砂層の双方を掘削できます。
- シルト層、粘土層をホレール泥水で掘削していると、泥水がホレール溶液と固形分に分離することがある。どうしたらよいか?
- 「太助」を入れると分離を防止できます。
- 泥岩を掘削していて泥水の粘性が高くなってしまった。良い方法はないか?
- 水割りを行うのが一般的ですが、「太助」を使用すると泥水量を増やすことなく、粘性を下げることができます。
- 礫層を掘削する場合はどうすればよいか?
- ベントナイトを適宜加えてご使用ください。
- プラスター(石膏)やセメントとの相性は?
- ホレール泥水にプラスターやセメントを混ぜると、泥水機能が損なわれます。絶対に混ぜないでください。プラスターやセメントを使用しなければならない場合は、お問い合わせください。
- 電気検層することは可能か?
- 可能です。なお、比抵抗データなどがありますので、必要でしたらご連絡ください。