日本政府は2020年10月、『2050年カーボンニュートラル』を宣言しました。
建設業においても、脱炭素化への取組みが重要な課題となっており、日々様々な取組みがされています。もちろん弊社ジオックスでも、建設業界へ貢献すべく、積極的に脱炭素化への取組みをおこなっています。
そこで、今回は既製杭プレボーリング工法掘削剤 “パイルゲル” 使用時のCO2排出量について検証します。
条件:φ800mm,杭長15m,杭本数30本,礫層
上記のグラフの通り、ベントナイトのみ使用時よりもベントナイト+パイルゲル使用時の方がCO2を29%削減できます。
参考資料「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースVer.3.1[5]産業連関表ベースの排出原単位」環境省
またパイルゲルは、CO2の排出量削減だけでなく、コスト面においても大きなメリットがあります。
次に、先ほどと同じ条件で掘削剤使用量・コストについて検証します。
条件:φ800mm,杭長15m,杭本数30本,礫層
上記のグラフの通り、ベントナイトのみ使用時よりもベントナイト+パイルゲル使用時の方がベントナイト量を33%削減でき、全体のコストも25%削減ができます。
パイルゲルには、そのほかにも下記のようなメリットがあります。
・ベントナイト使用量33%削減により、運搬・作液作業の軽減および保管スペースの削減
まとめ
・CO2排出量29%削減
・コスト25%削減
・ベントナイト使用量33%削減
・孔壁の安定・杭の高止まり防止
・運搬・作液作業の軽減、保管スペースの削減
既製杭プレボーリング工法を行っている方はぜひ、
掘削剤 “パイルゲル” を検討してみてください。
私たちと一緒に脱炭素化へ向けた取り組みを行っていきませんか?
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