今回は、カッター・チャンバー等への付着を抑え、スムーズな排土ができる
“粘土付着防止剤” についてご紹介します。
こんな症状でお困りではありませんか?
泥土圧式工法で粘土層を掘削する際、カッターやチャンバーに粘土が付着し、閉塞・排土不良になることがあります。
“粘土付着防止剤” は粘土を改質することで、張り付きを抑えスムーズな排土を可能にします。
実験で “粘土付着防止剤” の効果をみてみましょう。
①カッター部での粘土粒子の張付き性の検証
<イメージ図>
粘土粒子を水に浸したものは、粘土が溶けて鉄板に張り付いてしまいます。
一方、 “粘土付着防止剤” に浸したものは、粘土は溶けずに鉄板に張り付きませんでした。
②チャンバー内での粘土の付着性の検証
<イメージ図>
粘土は手にべったりと付着しました。
チャンバー内で粘土と “粘土付着防止剤” が混ざると、粘土は改質され、手に付着しませんでした。
③スクリュコンベアでの排土性を検証
<イメージ図>
粘土に水を入れてスクリュを回転すると、共回りして排土されませんでした。
一方、粘土に “粘土付着防止剤” を入れてスクリュを回転するとスムーズに排土されました。
上記の実際の実験の様子をYouTubeでも公開していますので、ご覧ください。
製品詳細
以上、今回は泥土圧式推進・シールドの閉塞対策に最適な “粘土付着防止剤” を紹介させていただきました。閉塞対策でお困りの方はお気軽にご相談ください。