今回はHDD工法に最適な滑材 “こんにゃく充填剤100” についてご紹介します。
HDD(誘導式水平ドリル)工法とは
HDD工法は、主にガス・上下水道・電力ケーブル等の布設工事に用いられ、その経済性から年々ニーズが高まっている二工程の非開削工法です。
第一工程
ドリルヘッドから滑剤を噴射し、ロッドを回転しながら押し込み、削孔します。
到達坑にドリルヘッドが届けば第一工程終了です。
第二工程
ドリルヘッドをバックリーマー(孔拡ビット)に付け替え、ジグを介して埋設管を取り付け、滑剤を噴射しバックリーマーを回転しながら引き込み、発進坑に埋設管が届けば工事完了です。
摩擦力の低減に “こんにゃく充填剤100”
ところで「HDD工法でベントナイトを滑剤として使用しているが摩擦力が上昇して困っている。」
こんなご相談をお客様から頂くことがあります。
当社の “こんにゃく充填剤100” は高い減摩効果があり、HDD工法に最適な滑剤です。
①地山と推進管との摩擦力を減少させる。
②付着力が小さく、縁切時の摩擦力が低い。
③水によく溶け、ホースが詰まらない。
土質別摩擦試験のデータ
土質別摩擦試験のデータを見てみましょう。
<測定方法>
地山に滑剤を敷いて、載荷セメント円柱を回転したときの摩擦力を測定
土質:粘土層(粘土83%、水17%)
砂層(粘土10%、川砂85%、水5%)
荷重:1.6kN/㎡
※距離は実験からの算出値です。
実際の施工例をYouTubeで公開していますので、ご参照ください。
また製品については以下のページもご参照ください。
製品詳細
以上、今回はHDD工法に最適な滑剤 “こんにゃく充填剤100” を紹介させていただきました。
HDD工法で摩擦力が上昇する・よい滑剤がないかとお悩みの方はぜひ、当社へご相談ください。